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2017.12.14
アルコモイストのオイル加工仕上げ現場報告
こんにちは! 姫路レザー有限会社スタッフです。
いつもBlogをご覧頂き有難う御座います。 本日はオイル加工仕上げの現場をご紹介します。 アルコモイストver2.0(バーガンディ)半裁
革 : 牛(北米産 Aクラス原皮)
色 : バーガンディ
質感 : しっかり、しっとり
厚み : 2.2~2.4mm
単価 : 100円/ds (税別)
カット革
A4 : 1,320円(税込)
A3 : 2,640円(税込)
オイル仕上げ加工の現場
人気のアルコモイストver2.0(バーガンディ)です。
このアルコモイストver2.0(バーガンディ)のオイル仕上げ加工の現場をご紹介します。
皮から革へ製品化されるには、勿論まだ毛がついている原皮を鞣すところから始まるのですが、
タンナー各社が鞣しを行う際にも、仕上がった完成品(今回ならオイルドレザー)を意識しながら鞣されるそうです。
今回のアルコモイストver2.0(バーガンディ)もオイルドレザーへと製品化されることを
前提として下地が作られたと聞いています。
そして仕上げのオイルを入れる加工現場をお伝えします。
如何ですか? 「百聞は一見に如かず」だと思います。
たっぷりオイルが銀面に入れられている事がお解り頂けると思います。
オイルドレザーはこのようにオイルを入れて行くそうです。
下地の素材によっては同じ工程を行ってもオイルの入りが弱い場合もあるそうで、
その場合は2回工程を行うともお伺いしました。
革は下地自身が同じではないですし、鞣された下地を各工程で1枚ずつ仕上げるそうですから
1枚ずつ表情が違って当たり前なんですね。
それを隠すように顔料で仕上げる場合が多いようですが、
それでは弊社社長がよく仰るように合皮と変わらなくなるので面白くないですよね。
オイルを入れた革を干しています。
このように機械でオイルを入れた革を時間をかけて自然乾燥させます。
そうする事で使い込む程に変化が楽しいオイルドレザーの完成となります。
今回のオイルがたっぷり入ったアルコモイストver2.0(バーガンディ)です。
オイルが良く入り黒っぽく見える部分と、そうではない白っぽく見える部分をお解り頂けると思います。
これこそ自然の表情だと思います。
自然の表情が楽しくオイルドレザー独特のエイジングが期待できるアルコモイストver2.0(バーガンディ)。
あなたの作品へ是非!
アルコモイストver2.0(バーガンディ)のお求めは、
半裁 → http://www.himeji-leather.com/c-item-detail?ic=arco21-2
カット革 → http://www.himeji-leather.com/c-item-detail?ic=arco21-2-1